ギャルがわかりやすく解説!憲法第96条~憲法改正の魔から国民を守るハードルの秘密~

この記事は日本国憲法第96条についての解説だよ~!

ほら、第96条っていうのがあるんだけど、こいつの大事なポイントはね…

憲法改正、サクっとやっちゃダメっていう超厳しいルールがあるってこと!
それって、政権がテキトーに憲法いじっちゃうのをブロックするためなんだよね。

で、具体的にはどうってことなの?

それとね、自民党がガンガン進めたい改憲の話とか、その問題点とかもガッツリ解説してるから。

最後までチェックしてくれたらマジでうれしいな♡」

目次

日本国憲法第96条【憲法改正の発議、国民投票及び公布】

条文をかみ砕いてみるね!

議員たちがバリバリ働いてる各議院で、全員の三分の二以上が賛成しないと、国会が改正案をブン投げることもできないの。

そしてね、国民にもちゃんとOKもらわなきゃダメで、そのためには特別な国民投票とか選挙の時に投票するわけ。

そこで、票の半分以上が賛成してくれないと、前に進めないのよ。
そしてね、国民がオーケー出したら、天皇が国民を代表して、これ改憲、バッチリだよ!って公布するの。この憲法とガッチリ一体になるってわけ!

ちなみに原文はこれね!

この憲法の改正は、各議院の総議員の三分の二以上の賛成で、国会が、これを発議し、国民に提案してその承認を経なければならない。この承認には、特別の国民投票又は国会の定める選挙の際行はれる投票において、その過半数の賛成を必要とする。

2
憲法改正について前項の承認を経たときは、天皇は、国民の名で、この憲法と一体を成すものとして、直ちにこれを公布する。

日本国憲法第96条をさらに解説してみちゃうね!

改憲のハードルが高いのは、国民を守るためなの

改憲しようと思ったら、めっちゃ条件クリアしないといけないんだよ。

  • 衆議院&参議院、それぞれの総人数の三分の二以上が賛成
  • 国民の半分以上が賛成


野党も納得させないと、三分の二以上の賛成取るの、超難しいからね。
だから、簡単に憲法改正しちゃうことなんてできない設定なの。

なんでそこまで厳しいの?って思うよね。
その答え、次の第97条がヒントになってるんだよ。
(記事の最後にもまたリンクしておくね!)

そうなの、国民の基本的人権を守るための憲法だから、
政府が勝手に都合良く改正しちゃうことがないようにってわけ。

憲法改正の手順が二段階っていうの、気になるよね!

実は、日本って間接民主制っていうのを使ってるんだけど、
憲法をいじる時だけは直接民主制を採用してるの。

間接民主制っていうのは、選挙で選ばれた代表者が国民の代わりに政治を進めるやり方。
でも、直接民主制では、国民自身がダイレクトに政治に関わるってわけ。

このやり方を選んだ理由は、国民が国家権力にブレーキをかけられるようにするためなんだって。
つまり、主権は国民にあるってこと。
国がどう動くかの最終的な判断は国民が持ってるってことなの。

でもね、憲法改正の提案っていうのは、国家権力の手にあるんだよね。
でもでも、憲法っていうのは、国のルールの土台みたいなもので、
第99条で「おい、国家権力よ、憲法守れよ」言ってるわけ。

だから、国家権力が勝手にルールを変えないように、最終的には国民にその判断を任せるってわけ。
自分たちに都合のいい憲法にしちゃダメだから、国民にチェックしてもらうんだよね。

さて、議員数の3分の2以上が賛成って話なんだけどさ

今のところ与党だけでそこまでの賛成を集めるのはハードル高いけど、ね。

でも、維新が与党みたいになっちゃってるし、立憲もなんかおかしーし。
これからもっと「隠れ憲法改正賛成派」の政党が出てくるかもしんないの。

つまり、選挙の時には自民党と敵対してるフリして議席を増やして、
実は当選したら憲法改正にゴーサインを出すような政党が増える可能性があるってこと。
選挙の時には「憲法改正賛成」って部分を隠して、自民党に反対するフリをして票を稼ぐってわけ。

改憲を提案するのはそんなに難しくないんだよね……

そうなの、実は提案って結構カンタンみたい!
国会法で「衆議院は100名以上、参議院は50名以上の議員が賛成すれば提案できる」ってなってるから。

つまり、自民党だけでも提案できるって状況があるの。
2024年2月時点で見ると、自民党は衆議院259名、参議院118名なんだ。
ここに公明党や維新も加わったらもっと多くなるよね。

この状況から、自分たち(国家権力側)に都合のいい改正案を出しやすいことがわかるよね。

これ、法律で決まってるけど、だからこそもっと大事な憲法はもっと厳しくないといけないの。
どんな法律が来ても、憲法改正は簡単には行かせないようにしないとね!

自民党が第96条をどんな風に変えようとしているか知っておいて!

じゃあ、自民党ってどうやってこの第96条を変えようとしてるんだろ?

簡単に言っちゃうと、ね。

何を変えようとしているの?

憲法改正のハードルをグッと下げるつもりなの。

・議員の必要賛成数、今は3分の2以上が必要だけど、それを過半数以上にしようとしてるの
・国民投票も、「実際に投票した人の過半数の賛成」だけでOKってことを明確にしたいみたい

問題点ってなに?

このハードル下げることで、憲法改正がめっちゃしやすくなっちゃうの。

議員の賛成が「過半数」でOKになると、与党だけの力で改正が通りやすくなるのよ。

それと、投票関係なく「有効投票の過半数」で改正ができちゃうようにすると、
どんなに投票率が低くても賛成さえ過半数ならOKってことになるから、
国民をコントロールしやすくなっちゃうってわけ。

「国民投票の、有効投票の過半数」についてもうちょっと具体的に解説するね!

「有効投票の過半数」ってやばいよ

改憲の条文には「有効投票の過半数の賛成」って書かれているのね。

これってさ、どんなに投票率が低くても、投票に来た人たちの半数以上が賛成すれば、
それでオッケーってことになるの。めちゃくちゃ危険だよね。

つまりね、つまりね、投票に行く人がどーーーんなに少なくても、
極端な話、たったの1万人しか投票にいかなかったとしても、
その中の半数以上が賛成すれば、憲法改正がドンドン進むってこと。

これ、本当に国民の意思が反映されてるって言えるのかな?

だから、改憲によって「有効投票の過半数」ってはっきり書かれちゃうっていうのは、
ちょーやばくて、めちゃくちゃ気をつけないといけないポイントなの。
アラートだよ、本当に!」

あとがき

まじで最後まで読んでくれてありがとー!

憲法っていうのは、国が勝手なことしないようにガッチリ守ってくれる大事なもの。
でも、自民党の改正案って、ちょっと待って…って感じだよね。

安倍晋三さんが言ってた「憲法を国民の手に取り戻す」って言葉、聞こえはいいけど、
実際は国民から今の憲法を奪ってるみたいで、なんか違うんじゃない?って感じ。

今の日本って、真面目にメディアが動いてないし、ちゃんとした議論も足りない状態。
なのに、そんななかで憲法改正話を進めるのは、リアルにこわいよね。

もしかしたら、いつか憲法をいじる必要が出てくるかもしれないけど、
でも、今の日本じゃ、そして自民党の案じゃ、国民向けに矢を射ちすぎでしょ。

だから、この話、みんなでしっかりと考えないと!
ちゃんと自分たちの声を大事にして、正しい方向に進めるように気をつけようね♪

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次