ココはね、日本の憲法第18条についてのガイド記事だよ！
この第18条っていうのはさ、大事なのは…
「人間らしさを無視した拘束とか、そんな感じで働かせるのはダメだよ！」
ってことがバッチリ書かれてる条文なの。
徴兵制もアウトってこと（マジで、憲法違反って言われてるし）
具体的にどういうことかって？それはこれから話していくね！
それから、自民党がやろうとしている改憲草案の中身って何？
問題点はなに？
っていう、そういうのも解説・考察してるの。
だから、最後までチェックしてくれるとメッチャ嬉しいの！
日本国憲法第18条【奴隷的拘束及び苦役の禁】
条文をかみ砕いてみるね！
誰もね、どんな奴隷みたいな拘束も受けちゃダメ。そしてね、犯罪で罰される場合以外、イヤな労働を強制されることもないの。
ちなみに原文はこれね！
何人も、いかなる奴隷的拘束も受けない。又、犯罪に因る処罰の場合を除いては、その意に反する苦役に服させられない。
日本国憲法第18条をさらに解説してみちゃうね！
奴隷的拘束って何？
まず「何人も」って言葉からね。
これはさ、誰であっても、うん、そう、犯罪者だったとしてもね。
とりあえずみーーーんな、この条文で守られてるんだ。
で、「奴隷的拘束」ってなんだろ？
これは「奴隷」って言葉から浮かぶイメージそのまんまだよ。
そう、人の心とか意見なんて関係ないって感じ。
便利な道具みたいに扱われちゃうこと。
そういう風に、人権をまるっと無視して、身体の自由を奪うこと（拘束）ってわけ。
これはね、たとえその人がOK出してたとしても、絶対ダメなんだよ。
「それは奴隷的拘束だよね？」となるようなことは絶対にNOってこと。
この条文はね、昔、不当な逮捕や監禁、拷問で
人々の自由や人権がないがしろにされたのを反省して作られたの。
意に反する苦役って何？
「意に反する苦役」ってなんだろね？
これはさ、「自分の意思に反して無理やりされる労働」って解釈されてるの。
でもね、実は、公共の福祉のため、って場合の強制労働はOKってことになってるの。
つまり、社会の安全守るために消防や災害時みたいなときに必要な人を働かせることは許されてるの。
※災害対策基本法で決まってるし、憲法上でも問題ないって言われてるよ。
だってそうしないと、社会を守れなくなるしね！
んでね、この強制労働は「犯罪者へ処罰」として行うことも認められているんだ。
刑務所内で行う労働（工場作業や清掃など）、社会に対する奉仕活動。
教育プログラムを強制的に受けさせることもOK。
徴兵制は違憲だよ！
この条文から、徴兵制は「自分の意志に反する苦役」で、完全に違憲ってことになってるの。
（違憲って、憲法に合わないってこと！ルール違反ね）
第9条で「戦力は保持しない」とはっきり言ってるし、軍隊作ること自体もNGってわけ。
だからね、この第18条っていうのは、徴兵制を否定するめっちゃ重要な条文なの。
自衛隊ってなに？って思ったよね？
これはね、自衛隊は他国と戦うためじゃないし、
今は志願制で、みんな自分の意志で選んで入ってるから、
「意に反する苦役じゃない」ってされてるの。
自民党が第18条をどんな風に変えようとしているか知っておいて！
- 何を変えようとしてるの？
-
「いかなる」とかいう言葉を
「社会的または経済的」とかいう言葉に変えようとしてるの。 - 問題点って何？
-
政治的な拘束はOKになっちゃうってこと。
つまり、徴兵制があり得るように変えようとしてるの。
奴隷っぽい拘束がOKになるスキができちゃう
今の憲法で「いかなる」って言葉はね、どんな状況でも、どんな理由があっても、
とにかく例外なし！って感じで使われてるの。
でも、これが「社会的または経済的には体を拘束されない」と変わるって話。
「いかなる」って言葉をわざわざこう変えるってことは、
逆に言えば「拘束OKな場合もあるよ」ってことなんだ。
つまり、「社会的」「経済的」に当てはまらないことに関しては、
拘束してもいいよってスペースを作ってる改憲案なの。
言葉が変わっただけで、元の意味が変わるわけじゃないって自民党は言ってるけど、
本当に意味変える気ないなら、わざわざ言い回し変える必要なんてないよね。
言葉変われば、意味も変わるもん。
だから、また「この言葉、この表現の定義や解釈」をちゃんと見直さなきゃいけなくなるの。
で、自民党がその定義や解釈をそう考えているか見なきゃ！
続けて話すね↓
強制労働や徴兵（政治的拘束）がOKになっちゃう
まずね、「社会的」ってか「経済的」って何？って話からするね！
自民党はこれをどう定義しようとしてるのかな？
「社会的関係」からいくね。
これはカルト宗教団体みたいな感じを指していて、
カルトが洗脳のために監禁したり、社会との縁を切らせるみたいなことをイメージしているんだって。
次、「経済的関係」。
これは身売りみたいなことを考えているんだって。ようするに人身売買のことね。
昔は子ども、特に娘を売ったり、貧乏人を使いやすい労働力として売ったりしてたの。
このことを言うみたい。
あれ？なーんか、ものすごく限定的になっていない？
そして、これに当てはまらない場合は、拘束OKってことにしようとしてるみたい！
言葉に言うなら「政治的関係」ってとこかな。
そう、政治のため、つまり国のためって理由で拘束することは認める感じの文章になっているんだ。
実はね、第9条の改憲草案に
「国民と協力して、領土や領海、領空を守り、資源を確保する」
って書いてあるの。
国民（一般人）にも国を守らせようってのが見えるでしょ？
国を守るために国民をむりやり現場に行かせることもできるようになるんだよ。
そのうえで、この第18条で「政治的拘束は認める」って解釈できちゃうようにすると、
「国を守る」ことを理由にして、強制労働や徴兵制がまんま「合憲」になっちゃうんだよ。
戦争もそうだけど、それ以外でも「国を守るためだー！」の一声だけで、
国民を奴隷のように強制的に働かせたり、
逆らった人を拘束したりすることが「問題ない」ってなっちゃう。
私たちの人権、なくなっちゃう。
あとがき
憲法第18条、すごく大事な話だよ。
これがあるおかげで、人としてちゃんと自由に生きられるんだから。
奴隷みたいにされたり、
イヤな仕事を無理やりされるのを防いでくれるんだよ。
でもね、自民党がこのルールを変えようとしてて、
もし変わっちゃったら、無理やり働かされたり、
兵役につかされることもあり得るんだ。
これ、私たちが今持ってる自由や権利がなくなるかもってことなの。やばいよ。