この第12条は「自由と権利」とはなにか、ということについて書かれています。
ここでは、簡単にわかりやすくポイントのみに絞っていますので、是非最後まで読んでいただけたら嬉しいです。
※より掘り下げた詳細版はこちら
日本国憲法第12条【自由及び権利の保持義務と公共福祉性】
原文
意訳
第82条のポイントとは?
- 憲法で保障されている自由や権利を再び失うことのないよう、
国民は国家権力が暴走しないように見張る努力をし続ける必要がある - この自由や権利というのは、
「みんなが安心して生活を送ることができる」自由という意味である
この憲法ができるまでの間、私達国民が手にしていた自由というのは、
あくまでも「国家権力が認める範囲においてのみ」でした。
しかも、その「範囲」というのも、時の政権によって変わりました。
もう二度とそういったことのないように。
私たちが得た自由を再び失うことがないよう、そのための努力をし続ける必要があるのです。
それが「国家権力を見張る」ということです。
また、せっかく得た自由も、それが「自分勝手なもの」だったら意味がないですよね。
ですので、「自分の自由だけのために、他人の自由を侵したり奪ったりしてはいけない」
ということも併せて書かれています。
もし、お互いの思う「自由」が衝突した時はどうすればいいのか?
ということは、法律で定められています。
この憲法ができるまでの間、私達国民が手にしていた自由というのは、あくまでも「国家権力が認める範囲においてのみ」でした。
しかも、その「範囲」というのも、時の政権によって変わりました。
もう二度とそういったことのないように。私たちが得た自由を再び失うことがないよう、そのための努力をし続ける必要があるのです。
それが「国家権力を見張る」ということです。
また、せっかく得た自由も、それが「自分勝手なもの」だったら意味がないですよね。
ですので、「自分の自由だけのために、他人の自由を侵したり奪ったりしてはいけない」ということも併せて書かれています。
もし、お互いの思う「自由」が衝突した時はどうすればいいのか?ということは、法律で定められています。
この第12条がもし改憲(改正)されたら何が変わる?
再び、「国(国家権力)が”自由”を範囲を定める」日本に戻されてしまいます。
国の言うことを聞かない・国にとって望ましくない人間に自由などない、
自由を主張する権利なんぞ与えない、となる内容になっているのです。
例えば、
「SNSで意見を自由に述べても構わない。ただし、国を批判する内容は認めない」
「国に対して陳情することも認めない」
等のように。
読んでもいい本も制限されるでしょう。
テレビも、アニメも、ゲームも、少しでも「日本にふさわしくない」と判断されてしまえば、
世の中に出すことを許されなくなるでしょう。
また、昨今で言えば、
「国が今推奨している〇〇カードを作らない・使わない国民に対しては
何の保証もしなくていい、守らなくてもいい」
となってしまうでしょう。今よりも明確に。
再び、「国(国家権力)が”自由”を範囲を定める」日本に戻されてしまいます。
国の言うことを聞かない・国にとって望ましくない人間に自由などない、自由を主張する権利なんぞ与えない、となる内容になっているのです。
例えば、
「SNSで意見を自由に述べても構わない。ただし、国を批判する内容は認めない」
「国に対して陳情することも認めない」
等のように。
読んでもいい本も制限されるでしょう。テレビも、アニメも、ゲームも、少しでも「日本にふさわしくない」と判断されてしまえば、世の中に出すことを許されなくなるでしょう。
また、昨今で言えば、
「国が今推奨している〇〇カードを作らない・使わない国民に対しては 何の保証もしなくていい、守らなくてもいい」
となってしまうでしょう。今よりも明確に。
まとめ
私たちが今、生まれながらにして当たり前のように持っている「自由」は、
この憲法が制定されるまでは本当になかったのです。
「普通に生きていれば別に自由を制限されることなんてないでしょw」
と考えている人も少なくないようですが、その「普通のはず」のものもかつては存在していなかったのです。
今まで「当たり前」だと思っていたことを失ってしまう日が来てしまわぬように、
国家権力を見張っていく「努力」をしていくことも大切です。
私たちが今、生まれながらにして当たり前のように持っている「自由」は、この憲法が制定されるまでは本当になかったのです。
「普通に生きていれば別に自由を制限されることなんてないでしょw」と考えている人も少なくないようですが、その「普通のはず」のものもかつては存在していなかったのです。
今まで「当たり前」だと思っていたことを失ってしまう日が来てしまわぬように、国家権力を見張っていく「努力」をしていくことも大切です。